遠い記憶

幼い頃、よく祖母がかつ箱で鰹節を削ってくれた。
シュンシュンと響く削り音が、とても好きだった。
少しのお味噌に、お湯を注ぐと鰹節のいい匂いが広がる。
作業する姿を眺めていると、遠くにあった美味しい記憶がよみがえりました。